今日はいつもと嗜好が違いますが、小物づくりの紹介です。
子供にマレフィセントの杖をお願いされたので作ってみました。
作る時間がない方は、こちらを購入した方がいいですよ。
参考にした画像はこちら↓
これほど完成度高く作れると思っていなかったので写真をほとんど撮っていませんでした。。。
文章での説明になってしまいますが、ご了承ください。
↓完成
用意するもの
杖の部分
- レジン(エポキシレジン)
- 炭酸カルシウム
- 木の棒(肩の長さまでの適当な長さ)
直径1.5cmと細め - ヒモ(100均)
- ウォールナットの水性塗料(100均)
頭の部分
- 紙粘土(100均)
- 塗料(緑の水性絵の具)
- テカリ出しのニス(100均)
- 木ダボ(一つだけ。)
本質的じゃないけど必要なもの
- 計り(レジンの2液を混ぜるため)
- 紙コップ(レジンを混ぜるため。そのまま捨てます)
- 割り箸(レジンを混ぜるため。そのまま捨てます)
- 使い捨ての手袋(100均の使い捨てがおすすめ。ピチッとつけられるもの)
- 木工用ボンド(紐を下地の木にくっつけるため)
- 段ボール(レジンが床に垂れないように)
- 杖を立てておくことができる筒状のもの(我が家はストレッチポールを使用。レジンの乾燥は意外に大変)
書き出すと結構大変そうに見えますね😭
けど、やってみると意外と大したことありません!
3〜4日の夜中1時間くらいの作業で完成しました。
手順
さっそく作り方を紹介します。
最初に注意事項です!
全体を一気に作ろうとしないこと!
立てかけて乾燥できるよう、上下半分ずつ作っていきます。
木の棒にヒモを巻き付ける
まるでツタが巻かれているかのように不均一に巻きつけます。
ヒモは適度にほどきながら、くっつけるのがコツです!
↓余った材料でイメージ図作ってみました。
なんとなくイメージができたら木工用ボンドで固定しましょう。
レジン粘土を作る
次はレジン粘土を作っていきます。
レジン粘土とは私が作った造語ですが、粘土のように扱えて、一日経つとガチガチに固まるレジンです。
レジン粘土の作り方
①紙コップにレジンAを20g、レジンBを10g、軽量しながら正確に加えます。
②作りたい色合いになるまで水性塗料を混ぜます。割り箸で混ぜてください。
③炭酸カルシウムを適度な粘度になるまで混ぜます。分量は測ってませんが、結構思い切って入れました。
※この時、炭酸カルシウムの白が混ざりグレーになりますが、乾燥すると茶色になるので不安にならないように。
④よく混ぜて均一にします。
油性塗料はエポキシ樹脂と混ざらないので注意です。
レジン粘土で造形
ヒモを巻いた部分に沿ってねりつけていきます。
上記で作った分は杖の半分を作れるくらいの量ですので使い切れると思います。
ここの作業は床にレジンが落ちる可能性がありますので、段ボールの上で行いましょう!
1日乾燥
レジンが付いてる場所に触れないようにしながら、1日乾燥します。
レジンは身体に良くないですし触ると形が崩れますので、子供が触れないところに置いておきましょう。
僕はストレッチポールに挿しておきました。
レジンは有機物ですので洗面所に流してはいけません。しかも石鹸ではうまく洗えません。
使った紙コップや割り箸、手袋は毎日そのまま使い捨ててください。
残りの半分も同様に作る
半分はStep4までで作れたと思いますので、同じ要領で残り半分を作りましょう。
マレフィセントの杖は上下のねじれが逆むきなのでヒモの巻きつけを逆にしましょう。
柄の部分の完成
ここまで作れたらだいぶ完成が見えてきました。
残るは頭の部分だけ!
サクッと作っちゃいましょう!
頭の部分を作る
紙粘土を適当な大きさに丸めます。
これも一日乾燥させます。
紙粘土だけで作ると乾燥とともにひび割れします。
僕は時間の都合上ひび割れを気にしませんでしたが、ちゃんと作る人は中に発泡スチロールでコアとなるところを作った方がいいと思います。
紙粘土がカチカチになったら、ラメ入りの絵の具で塗装します。
また乾燥させて、最後にニスを塗ってテカリを出したら緑色の卵の完成!
卵の接続と模様づくり
卵に小さな穴を開け、ダボを入れ柄に接続します。
(僕はDIYをするので6mmのドリルや電動ドライバー、木ダボを持っています。持ってない方は直接ボンドで卵をくっつけてください。)
あとは柄の部分と同様に紐をほどいてボンドでくっつけた後、レジン粘土を塗りたくれば完成!
完成
最後にもう一度完成形をお見せします。
不気味な感じも演出できそうないい杖になりました!
使用感
先日、幼稚園でハロウィンパーティーがあったので子供に持ってもらいました。
想像以上にいい感じでザ・マレフィセントになれたのではないかと思います!
パーティーでは杖が大人気だったみたいで、取り合いにもなったみたいですが無事に原型をとどめて帰ってきました!
かなり頑丈ですね。
まとめ
レジン粘土は検索しても出てこないオリジナルの技です。かなり汎用性高いと思うので作ってみてください。
小物作りに相当使える技だとわかったので、毎年ハロウィンの時には活躍しそうです!