この記事のポイント
- 自分で金継ぎをする方法は?
- 金継ぎには何が必要か
- 注意するポイントは?
自分で金継ぎしたら大満足だったので、記事にしました!
最後まで読めばあなたも自分でしたくなると思いますよ。
欠けてる部分の確認
まずは欠けているところを確認します。
欠け初めは小さかったのですが、使っているうちにどんどん欠けが大きくなってしまいました。
横から見ても欠けているのがわかります。
直しかた
金継ぎは↓に示す3工程でできますよ!
工程
- エポキシパテによる穴埋め
- やすりがけ
- 金粉+漆の塗布
- 静置する
エポキシパテによる穴埋め
まずはこの穴をパテで埋めます。
今回パテ埋めに使ったのはセメダインの「エポキシパテ」
A剤とB剤を同量ずつ混ぜると、24時間で完全硬化するという優れもの!
混ぜた直後は粘土みたいで扱いやすいですが、時間が経つとベタベタになって使いにくくなります。
パテを混ぜるのには付属のビニール手袋を使うことを推奨されていますが、パテが手袋にくっついて作業が捗りませんでした。
ここから先の作業、私は直接手でやっちゃいました。(すぐに洗いました。)
作った粘土状のパテで陶器の欠けたところを埋めます。
この時点でのコツは、周囲の箇所よりも少しだけ盛り上げてつけておくこと!
周囲の箇所(陶器)よりも少し盛り上げておく!
この後の工程でやすりがけを行うので、多少盛り上げておくことが成功のコツです!
このエポキシパテはちゃんと陶器にくっつき、2~3時間で比較的硬くなるので使いやすいです!
やすりがけ_耐水ペーパー♯3000
ここから耐水ペーパー(♯3000)のやすりを使って削っていきますが、その際に必要なのが、コレ!
ヘラ!
必ずしもヘラである必要はないのですが下記の条件は守った方がいいですよ!
ヘラの条件
- まっすぐ平面なところがある
- 細かい部分も作業できる
ブロガーの中には、割り箸を削って平らにしている人もいました。
このヘラに耐水ペーパー♯1000〜3000を巻きます。
※1000〜3000は私が試して、陶器の周囲の塗装に影響がなかった範囲です。
横に削ったり、縦に削ったりして周囲との段差、凸凹を取り除きます。
ここでワンポイントアドバイス!
縦に削って、周囲よりも少し凹んでるかな?くらいにしちゃってください!
というのも、この後金を塗るのですが、金が意外にポッコリします。
なので、ここで凹ましておくくらいがちょうどいいんです!
完全硬化の24時間経過後、次はいよいよ金を塗布する段階に入っていきます。
金粉✖️うるし塗布 オリジナル手法
準備するもの
- 水性工芸うるし
- 金粉
- 綿棒
- 適当な容器
金粉は楽天やAmazonだと高いので、私はメルカリで10g 600円にて購入しました。
どうしても業者がいいという方は↓のリンクから購入してみてくださいね!
容器(今回はフタ)の左側に金粉を少し、右側にうるしを少しだけ出します。
ここで使う金粉は綿棒で三回すくい上げるくらいでちょうどいいです。
つまり、全然使わない!
出した金粉とうるしを綿棒で混ぜていきます。
うるしを出してからは時間勝負!
うるしも少ししか出していないので、固まりやすくなっています。
固まりとなって粘性を持ってしまったら塗りにくくなってきます。
塗りやすい、サラサラのうちに塗っちゃいましょう!
時間との勝負だったので、塗るところの画像は取れてませんでした。
塗布する際に、パテ以外のところにもついてしまうかもしれませんが、すぐに拭き取れば大丈夫!
万が一固まってしまっても、やすりでも落とすことができますので安心して塗ってくださいね!
静置する
塗布直後はうるしがサラサラすぎて表面硬化より先に垂れてきてしまうことがあります。
その場合は表面がムラにならないように、食器を持ってバランスを調整しましょう。
塗布したところは最低でも24時間は触らずに静置しておきましょう!
完成!
完成!
どうですか?簡単でしょ?
ビフォーアフターを並べますね。
今回直した陶器の場合、持ち手の親指があたる部分がかけていたので使うたびに気になっていました。
金継ぎによって欠けを埋めるだけで、全く気にならなくなりました。
見た目がカッコよくなるだけ出なく、使用感が全然違います!
完成後1ヶ月_毎日使用してみた
金継ぎした後、どれくらいの間キレイさが保つのか気になる人も多いのではないでしょうか。
金継ぎ後、毎日使用して一ヶ月たったあとの写真を掲載します。
ちなみに電子レンジは使っておりません。
熱いコーヒーも飲むし、1日に3回は洗うので1ヶ月間毎日使ってたら剥げてくるかな〜と予想してたのですが、1ヶ月使用しただけでは何も変わらない!
これほどまでに耐久性があるとは思っていませんでした!
メモ
1日3回洗って1ヶ月は持続する
おまけ_同じタイミングで金継ぎした陶器
陶器を使い始めて6年、気づけば欠けた陶器が溜まってしまいました。
上のカップと一緒に全部金継ぎして補修しました。
準備_材料一覧
準備する材料と金額を一覧にしました。
材料と金額
- エポキシパテ 600円
- 工芸うるし 1000円
- 耐水ペーパー 100円
- 金粉 10g 600円
合計で2300円!
金粉はメルカリ、耐水ペーパーは単品ならホームセンターで入手するのが安いですよ!
エポキシパテと工芸うるしはネットで買う方がお買い得です!
陶器の金継ぎはどこにお願いしたらいいかもわからないし、注文できたとしても万単位の金額がかかります。
自分でやれば2000円程度でできますので、オススメですよ!
わからないこと、もっと細かく教えて欲しいことがあればコメントしてくださいね!
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